相手を慰めるための優しい嘘、自分を守るための悲しい嘘、相手を傷つけるための冷たい嘘。
たくさんの嘘が重なって、そのたびに人々は幸福と不幸に翻弄される。
人間の内に秘める汚いものが、本を通じて私の心の中を抉ってくるような感覚に襲われた。
楽しくはないが、面白い本だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年4月20日
- 読了日 : 2012年4月20日
- 本棚登録日 : 2012年4月19日
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