茨木のり子集 言の葉1(全3巻) (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (2010年8月9日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 20
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正直、茨木のり子さんの詩は大半がよく分からない。でも、分かる詩はとっても好きだ。彼女の生き方が伝わってくる。この本の最後の「山之内漠」さんについてが、一番面白かった。貧乏詩人の漠さん。よく落語家さんが「うちは貧乏ですけど貧困ではありません」という言葉が脳裏に蘇った。まさにそんな感じ。それにそんな人に嫁いだ人も偉い。「貧乏はしましたけれど、わたくしたちの生活にすさんだものはありませんでした。ともかく詩がありましたから・・・・・・」だって。素敵すぎる!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年6月15日
読了日 : 2023年6月15日
本棚登録日 : 2023年6月15日

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