国家に対して反旗を翻した海上自衛隊幹部らによって占拠された護衛艦<いそかぜ>。
搭載されたミサイルすべての照準は東京首都圏内に向けられた。
首都を人質にされながら、なす術もなく立ちすくむ政府に彼らが突きつけた要求とは?
国家によって息子を謀殺された自衛官、祖国に絶望した工作員、自らの手で父を殺した少年…。
紺碧の洋上で、業深く、行き場のない男たちの魂が交差する。
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―福井晴敏
- 感想投稿日 : 2014年7月12日
- 本棚登録日 : 2014年7月12日
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