クラスでは下層グループに属す基哉。
中学生の性と友情を描く青春小説。
女子のスクールカーストに関する話はいくつか読んでいたものの、当然男子にもあるのは知りつつ、すっかり失念していました。
いじめにまで至らなくても、目に浮かぶ様な嫌なシーンに出会うと、やはりモヤモヤとした気持ちになりました。
生々しい中学生男子の性については、動物の話との対比もあってか、私にはすんなり入り込むことが出来ました。
基哉の成長が眩しく頼もしい作品。
良い出会いでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年8月21日
- 読了日 : 2018年8月21日
- 本棚登録日 : 2018年7月30日
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