ふと、俳句でもヒネってみるかと思って(だからなぜ(笑))。
角川春樹氏が違法薬物密輸等のカドで逮捕され、その獄中でつづった句を中心とした俳句集である。
その間の心の動きが飾ることなくあらわされているほか、目のつけどころ(ものごとへの感受性)、遠いものをくっつける力(連想、発想の飛躍)や、鋭い舌鋒といった才気が垣間見られる。
つくづく、俳句は生き様そのものだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
詩歌
- 感想投稿日 : 2019年7月1日
- 読了日 : 2017年8月28日
- 本棚登録日 : 2017年8月28日
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