巷説百物語 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2003年6月22日発売)
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怪奇譚を集めるため諸国を巡る戯作者の青年、山岡百介が見聞きした妖怪物語。シリーズ第一弾では、小豆洗い、舞首、柳女、帷子辻など、七編が収められている。百介以外にも謎めいた美人のおぎん、話が上手い御行の又市が登場する。初めは古い文体で読みづらく最後まで読めるか心配したが、読み進めるにつれ物語の流れがわかってきた。まず妖怪の紹介、事件発生、問題解決、謎解きと、こんな感じです。独特な雰囲気を持った作品。人によって好みが別れるところですが、結構、サクサク読めました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 妖怪
感想投稿日 : 2012年10月8日
読了日 : 2012年10月8日
本棚登録日 : 2012年9月30日

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