家族という病 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2015年4月24日発売)
2.61
  • (0)
  • (5)
  • (8)
  • (6)
  • (4)
本棚登録 : 94
感想 : 10
2

家族という病
著者:下重暁子
幻冬舎新書
2015年3月25日

2年前のベストセラーをなぜか今更読んでみました。

なんにも残らない本でした。うんうん、そうか、そうか、そりゃそうだな。それで?と読後になにも残らない。

家族に対する過剰な思い入れをやめ、家族から解放されなさい、という主旨なら分かる。しかし、自分の親きょうだいに対するぼやきばかり、そして、自分自身のDINKSスタイルの夫婦生活の正しさの主張、それだけしかない。彼女の親きょうだいに対する思いは私自身に近いものがあるが、個人的な恨みやぼやきを本で書いてもそれは自己満足にすぎない。

なんで50万部も60万部も売れたのか分かりません。
私はとにかく少しでも気になったところがあると、とりあえず付箋をしていくきます。判断は後ほどする。この本、付箋はまったくなし。最後近く、校正漏れがあったのでそこにかろうじて付きました。校正漏れに感謝(^o^)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月21日
読了日 : 2017年5月24日
本棚登録日 : 2021年3月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする