家族という病
著者:下重暁子
幻冬舎新書
2015年3月25日
2年前のベストセラーをなぜか今更読んでみました。
なんにも残らない本でした。うんうん、そうか、そうか、そりゃそうだな。それで?と読後になにも残らない。
家族に対する過剰な思い入れをやめ、家族から解放されなさい、という主旨なら分かる。しかし、自分の親きょうだいに対するぼやきばかり、そして、自分自身のDINKSスタイルの夫婦生活の正しさの主張、それだけしかない。彼女の親きょうだいに対する思いは私自身に近いものがあるが、個人的な恨みやぼやきを本で書いてもそれは自己満足にすぎない。
なんで50万部も60万部も売れたのか分かりません。
私はとにかく少しでも気になったところがあると、とりあえず付箋をしていくきます。判断は後ほどする。この本、付箋はまったくなし。最後近く、校正漏れがあったのでそこにかろうじて付きました。校正漏れに感謝(^o^)。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月21日
- 読了日 : 2017年5月24日
- 本棚登録日 : 2021年3月21日
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