人体 失敗の進化史 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2006年6月16日発売)
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解剖学の視点から、進化の歴史に迫る。たとえば人類の耳の骨は、爬虫類の顎の骨であり、魚類のえらである。この変異を作者は「失敗の進化史」と位置づけて、このパターンをたくさん提示する。なかなか面白いが、魚や爬虫類、鳥類の解剖写真が載っているので、食事前には読まないほうがよい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年10月23日
読了日 : 2007年8月23日
本棚登録日 : 2018年10月23日

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