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三国志 2 子ども版

著者 : 羅貫中 生越嘉治

• あすなろ書房 (1990年11月1日発売)

２巻では、董卓の暗殺を失敗した曹操の逃避行から始まる。逃走中、父親の友人宅に身を寄せるも、ちょっとした勘違いから世話になった一家を皆殺しにしてしまう曹操の残虐性も紹介される。この辺りは、演義の劉備主義に忠実である（が、子どもには、この物語が偏った視点で書かれていることの解説が必要だろう）。　その後、皇帝を手中にした曹操が、劉備らを手元に招き、横暴三昧。それに対して、皇帝が曹操討伐の血染めの連判状を発信し、いよいよ群雄が割拠する戦国の世の始まりである。

感想投稿日 : 2018年10月23日

読了日 : 2009年7月24日

本棚登録日 : 2018年10月23日