エア (プラチナ・ファンタジイ)

  • 早川書房 (2008年5月23日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 12

マンデイン SFってどんなんよ、ってことで。

「エア」は脳内に構築されるネットワークシステム。
どうやって実装するかっては一切なく話は進むんですが、ラスト100ページくらいになって11次元とかって出てきて、ひも理論で逃げるかーと。^^;

さらに「エア」を実現するIT的小道具建てが微妙~ 
30年前の作品ならともかく、今世紀の作品なのに・・・

一言で言っちゃうと、デジタルデバイドを超えて
ユビキタス・ネットワークへ~~って感じです。

主人公チュン・メイが洪水洪水と騒ぐ辺りで、カッサンドラー的ラストが見えてきて、後半ダラけてしまった~

胃で育った胎児(突っ込まないで)が「エア」とそう絡むかって所と、物語とは関係ないところで、チュン・メイがいい感じに面倒臭い田舎の中年女なのが、まあちょっと救いかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ➖2010/12
感想投稿日 : 2014年9月29日
読了日 : 2010年12月15日
本棚登録日 : 2014年9月29日

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