おっと、冒頭から家族の体だ。たまたま私は前作と続けて読んだが、間をあけて読んだ人とか、混乱しないかな。少なくてもピンでこれだけ読む人には(いないか?)背景説明が最初の方に欲しいかも。セニョーラ・アローヨのスピーチは第7章だ。
ともあれ、ドミトリーよ!!!クッツェー・オリジンな性格造形に加えて、「ドミトリー」という名前の登場人物がどうしたって背負う、不気味にデモーニッシュな色彩は看過できないけど。あと、鴻巣女史がどう平仮名を駆使して頑張っても、このダビードが6歳児ってのは無理あるやろー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2020/06
- 感想投稿日 : 2020年6月16日
- 読了日 : 2020年6月18日
- 本棚登録日 : 2020年6月16日
みんなの感想をみる