別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判

著者 :
  • 講談社 (2012年5月25日発売)
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本棚登録 : 399
感想 : 85
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表紙がモザイクかかった木嶋さんの写真で夜中に読む時ちょっと怖かった。
別海出身なのも生い立ちも知らなかったので「へ〜」と思いながら読みつつ、筆者の容姿いじりが激しくて辟易した。わかったから何度も言うなやという感じ。昼のワイドショーと同じ取り上げ方するならワイドショー見ますから……と思ったし、木嶋さんの見た目がどうこうというのは個々の感想でありオメーの感想は聞いてねーからという気持ちにしばしばなった。インタビューさせてもらっておいて相手の悪口を書くのもどうかと思う。気分が悪かったというか、どんどん読む気が失せていった。

騙してお金とって殺すのは言うまでもなく悪いことで、木嶋さんが悪い人であることに違いはないけれども、毒婦とか聖女とか、そんな話を読みたいんじゃなかった。でも、80のおじいちゃんと寝たのを否定するのは、事実はわからないけど、プライドが許さなかったのかなと思ってなんとも言えない気持ちになったりした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年4月18日
読了日 : 2021年4月18日
本棚登録日 : 2021年4月18日

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