動乱の激しかった中国の20世紀前半を舞台に、農民である父とその子、その孫の3代にわたる人生を丁寧に描いた小説。
中国で今も課題となっている、内陸部と沿岸部の経済格差がこの時代に既に問題になっていたことは目新しかった。
また若者の苦悩と親の苦悩が丁寧に描写されているので、自分にも当てはまるところがあるのを感じながら、一気に読むことができた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年9月2日
- 読了日 : 2011年9月2日
- 本棚登録日 : 2011年9月2日
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