本当に易しい日本語で書かれているので、その点は苦しまずに読むことができました。読者に話しかけるようなスタイルで、とても親しみがもてます。
レヴィ=ストロースのことを主に話題にしていますが、彼がどのように発想し、思想を展開しようとしていたのか…ということが概観できると思います。
著者も本文中でことわっているように、レヴィ=ストロースに話を絞り、他の構造主義の思想家については紹介程度となっていますが、ほんとに紹介程度です…欲を言えば、もっと解説してほしかったです。
しかし、なにはともあれ、構造主義のイメージをつかむにはとてもいい本ではないでしょうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年2月26日
- 読了日 : 2011年2月26日
- 本棚登録日 : 2011年2月26日
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