はじめての構造主義 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (1988年5月18日発売)
3.74
  • (183)
  • (278)
  • (337)
  • (19)
  • (8)
本棚登録 : 3101
感想 : 267
3

本当に易しい日本語で書かれているので、その点は苦しまずに読むことができました。読者に話しかけるようなスタイルで、とても親しみがもてます。

レヴィ=ストロースのことを主に話題にしていますが、彼がどのように発想し、思想を展開しようとしていたのか…ということが概観できると思います。
著者も本文中でことわっているように、レヴィ=ストロースに話を絞り、他の構造主義の思想家については紹介程度となっていますが、ほんとに紹介程度です…欲を言えば、もっと解説してほしかったです。

しかし、なにはともあれ、構造主義のイメージをつかむにはとてもいい本ではないでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年2月26日
読了日 : 2011年2月26日
本棚登録日 : 2011年2月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする