政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書

著者 :
  • 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2012年2月10日発売)
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感想 : 95
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数年前までこの本に書かれているような、政府やマスコミの言うことを鵜呑みにしてきた人間の一人でした。
本書を読むと、思っている以上に世の中には嘘が多いことがわかります。
問題なのは、自分も含めて、多くの人が世の中のことに無関心なことです。自分のところにまで被害が及ぶようになって、初めて騙されたと気づく、つくづく愚かだと思います。
特定の国家観を持たない1%の資本家たちのために搾取され続ける世の中の構造、その周辺に取り巻く、政府とマスコミの実態に、もっと多くの人に気づいてほしいものです。
こういった著書によって、世の中にそのことを提起し続けている著者に敬意を表します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年10月17日
読了日 : 2020年10月17日
本棚登録日 : 2020年10月17日

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