死せる者の書 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2014年8月21日発売)
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本棚登録 : 154
感想 : 15

『銀色の恋人』以外にタニス・リーを読んだこと無かったので、彼女の代表作はスルーしてきたことになるんだろうな。こっちのジャンルが本家だよね?たぶん。あやしく、いやらしい感じがなんともいい味出していました。女性主人公の章のほうが読みやすいのは私が女だからか。『硝子の短剣』『月は仮面』とかね。主人公が、いそうなんだよね。現代にも。周りからは真面目で暗くて面白みがないって思われてて、でも個性的で。うん、タニス・リーの描くヒロインは、私結構好きです。あと、人間と動物や魔性の交わる姿が絶妙。都市が舞台なのもいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年10月10日
読了日 : 2014年10月3日
本棚登録日 : 2014年10月3日

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