宗教のレトリック

著者 :
  • トランスビュー (2012年12月5日発売)
3.36
  • (0)
  • (5)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 122
感想 : 8
4

「ものの喩えが、喩えなのか現実なのかわからなくなっている場合に、それは呪術となる」 ー 41ページ

直喩は呪術だということですね。わかります。
いや茶化してしまったけども本当これはその通りだと思うし、次の筆者の指摘である

「つまり本気の呪術と、演技としての呪術(的振る舞い)とは紙一重の差でしかない」 ー 42ページ

というのも素直にそうだなと思う。そこのジャンプアップしている部分が科学的ではなく感性的で、現実の潤滑油になっている部分なのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: また読み返したい本
感想投稿日 : 2013年11月26日
読了日 : 2013年11月26日
本棚登録日 : 2013年11月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする