癌を患う妻のために一日一話書き続けたという背景の話、そしてその抜粋の話が(厳選だとしても)たしかにクオリティが高く、非日常と日常を併せ持つ感じで読んでいて面白かった。そしてやはり最期の三話の、病院と妻に限りなく近づいた「エッセイやんか」と言われたお話たちがぐっとくる。
「泣ける」「感動する」という評判を期待して読むと、確かに中身が薄い。あと、もう少し書いた小説を入れてほしかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月4日
- 読了日 : 2018年5月2日
- 本棚登録日 : 2018年5月2日
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