妻に捧げた1778話 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2004年5月16日発売)
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本棚登録 : 2499
感想 : 235
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癌を患う妻のために一日一話書き続けたという背景の話、そしてその抜粋の話が(厳選だとしても)たしかにクオリティが高く、非日常と日常を併せ持つ感じで読んでいて面白かった。そしてやはり最期の三話の、病院と妻に限りなく近づいた「エッセイやんか」と言われたお話たちがぐっとくる。
「泣ける」「感動する」という評判を期待して読むと、確かに中身が薄い。あと、もう少し書いた小説を入れてほしかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2018年5月4日
読了日 : 2018年5月2日
本棚登録日 : 2018年5月2日

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