アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2005年6月25日発売)
3.60
  • (490)
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  • (108)
  • (24)
本棚登録 : 7172
感想 : 750

さてさてさんのレビューが気になって、久しぶりに森絵都さんの小説読了
学生時代の思い出をかみしめる様に読み進めた
クラシックの名曲とどうつなげるのかと興味を持ちながら、時折調べてBGMにしたりして贅沢な時間をすごすことができた
だいぶ自分も年を重ねたのだなあということも痛感
学生時代のおしゃべりや戯れに細かい記憶はほとんどないけどあの楽しさはもう味わえないと思うと切なくなる 

給食が待ちきれなくて友の待つピロティで食むカントリーマアム(ベルガモット)
短歌くださいの題詠『給食』のときの投稿作品(落選でですが)中学生の頃を脚色しました

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年10月20日
読了日 : 2022年10月20日
本棚登録日 : 2022年10月20日

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コメント 17件

さてさてさんのコメント
2022/10/20

ベルガモットさん、『あのころ』を堪能されましたでしょうか?クラシックの名曲と繋げていく発想もなかなかに上手いと思いました。クラシックを小説に盛り込む作品は多々ありますが、恩田陸さん「蜜蜂と遠雷」のような作品自体のリアルな演奏風景とはまた違う、どこかノスタルジックな雰囲気漂う、ある意味でクラシック音楽でないと担えない、そんなイメージ世界かなとも思った次第です。
ベルガモットさんの投稿作品も良い味ですね!短歌を並べて一つの小説世界ができるというのも面白そうだと思いました。
いずれも、そのものというより雰囲気感の中に、それぞれの想い出が去来する世界観を楽しむ感じでしょうか?
森絵都さん、私も久しぶりに読みましたが、良い味を出されるなあと思いました。

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/20

さてさてさん コメントありがとうございます!

この作品の『あのころ』のように、徒党を組んだり仲間外れになったり、友達を心配したり、大人たちの様子をうかがっていたりと、一生懸命だった昔の自分を想い出してしみじみしていました。私自身学生時代はクラシックを身近に感じる生活ではなかったのですが、この小説の『イメージ世界』ではクラシックの方がしっくりするような気がしますね。他にもクラシックを小説に盛り込む作品があるんですね~

さてさてさんの愛情深いレビューにかないませんので、ちょっと変化球で自作短歌載せてみました。『想い出が去来する世界観』上手い!その名言、メモ書きしておきたいです♪

森絵都さんの作品他にも読んでみたいと思いました!

さてさてさんのコメント
2022/10/20

ベルガモットさん、ありがとうございます。
そうですよね。とてもしみじみする瞬間って一方で心が熱くなります。『あのころ』は良かったな…現在進行形ではわからなかった良さがありますね。
森絵都さんは、この道の第一線を行かれる方だとつくづく思います。今回、久々に三冊を読んで、森さんの『あのころ』作品をほぼ読んでしまったのがとても残念です。
ベルガモットさんには、是非楽しんでいただけましたらと思います。「宇宙のみなしご」、「永遠の出口」という王道路線も良いですが、「クラスメイツ」なんかも良いと思います。私たまらなく好きです。その一方で、実は私、森さんの代表作とも言われる「みかづき」は未読だったりします(笑)。『あのころ』にこだわりすぎかもしれませんね(苦笑)。
どうぞよろしくお願いいたします!

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/22

さてさてさんの、森絵都さんレビュー読んでどれにしようか迷いまます。クラスメイツは上下巻合って読み応え抜群ですが、クラスのみんなが主人公みたいなので惹かれます!
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

さてさてさんのコメント
2022/10/22

ベルガモットさん、レビューをお読みいただきありがとうございました。
そうですよね。「クラスメイツ」は24人の描き分けという凄いことをされています。実際の学校のクラスは当然に個性の集まりです。でも、それを文字だけの小説でここまで描き分けるというのも見事です。
是非じっくりと選んでいただければと思います。私も例えば「永遠の出口」や「宇宙のみなしご」は読後すっかり時間が経ってしまったので再読したいなあと、思っています。”秋の再読キャンペーン!”とか銘打って読もうか迷うところです。趣味に悩めるって贅沢だなあと。読書という世界に巡り合って本当に良かったとしみじみ思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

5552さんのコメント
2022/10/24

ベルガモットさん、こんばんは。

給食の短歌、素敵ですね。
ピロティという耳慣れない(私だけかもですが)言葉がフックになっていて、その言葉の意味が分かったとき、ああ!あれのこと?あったあった!と、急激に懐かしさに襲われました。
ピロティっていうんですね。お洒落な響き。

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/24

さてさてさん 秋の再読キャンペーン!だなんて素敵ですね☆
私も真似をしようかと思いました♪
「永遠の出口」や「宇宙のみなしご」は題名から惹かれます
というか短歌につかえるかも~

5552さん コメントありがとうございます!
ピロティという言葉は使われていない地方もあるらしいですよ.ちょっと懐かしい「お洒落な響き」の言葉を使ってみたくて創作しました.学生時代にまだカントリーマアムのようなクッキーなかったですもん.

さてさてさんのコメント
2022/10/24

ベルガモットさん、5552さん
ブクログにはいろんな背景の皆さんが集われているから面白いですよね。私は、カントリーマアムに気を取られてしまってピロティを意識しそびれました。説明しろと言われるとできないな、と、なんだか雰囲気で捉えていました。いずれにしても味のある短歌だと改めて思います。本当なら、ここで私も一句!とできれば良いのですが、長文レビューは得意でも、反対の短歌は…う〜ん。
ベルガモットさん、上手いですね!ギブアップです。

5552さんのコメント
2022/10/24

ベルガモットさん、さてさてさん

おお、さてさてさんもピロティ、ご存知でしたか。
もしや知らないほうがマイノリティ?
カントリーマアムは学生のときあったっけ、覚えてないです。
それほど仲良くない子に、お菓子をシェアしてもらえると、少し仲良くなれたようで嬉しかったのを思い出しました。

おふたりのコメントのやり取りで話題に上がっている『クラスメイツ』は、私も気になってました!
上下巻というボリュームにビビってしまい、まだ読んでいませんが、森さんの挑戦作ですよね。

さてさてさん、ブックリストの紹介文も上手いので、短文もお上手なのでは…?
沼に嵌まったらメキメキ上達しそうです。



さてさてさんのコメント
2022/10/25

5552さん、ベルガモットさん
カントリーマアムってなんだか言葉の響きが良いですよね。ずっとそんなこと思ったことなかったのですが、読書を始めて言葉にとても興味がわくようになりました。読点とか、句点の位置とか、以前までな〜んにも考えずにいましたが、面白いな、と。
「クラスメイツ」は上下巻ありますが、思ったほどボリューム感は感じないと思います。クラスの24人に視点回しをしていくんですが、思わせぶりに登場した彼、彼女に回って欲しいとか思っていたら、あっという間に読み進みます。流石の森絵都さんだなあと。
↑で言葉が面白いとか書いて、5552さんにそんなことおっしゃっていただけるとその気になりそうですが、道険し、道遠しに思います。そもそもブックリストは200字の制限で苦しくて、苦しくて。あれって改行も一文字取るんですよね。なので計算できなくて、凄いストレスです。レビューもここのコメントも文字数制限入れてないのに、どうしてブックリストと談話室だけ変な制限かけるのか意味不明だと思います。
…と、文字数制限なく書けるコメント欄は良いな〜と思います。
…と長くなってしまいました。読書の秋、『あのころ』の秋、コメントの秋ですね!

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/25

さてさてさん、5552さん おはようございます
コメントありがとうございます!

さてさてさんの言葉の興味について、奥深いですよね~
短歌も言葉の響きや韻律など大事にするので今回は「食む(はむ)」「マアム」と合わせてみました。カタカナもひらがなも大好きなので何とか入れ込もうとしたのがごった煮になってしまいました。
5552さんの正しく「お菓子をシェアして仲良くなる」感じを表現しましたよ♪カントリーマアムの郷愁を抱かせる佇まいが好きです。お菓子シリーズこの題名のチョコレートもいつか詠いたい。

お二人がご指摘のブックリスト知らなかったので覗いたら面白そうですね♪談話室という交流の場があったとは驚きです。
さてさてさんや5552さんのブックリストとか検索かけても出ないようです。使い方よくわからないのでちょっと調べてみます。

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/25

さてさてさんの音楽の秋♫、読書の秋!見つけました♪

5552さんのコメント
2022/10/25

ベルガモットさん、さてさてさん、こんばんは。

さてさんさん
ブックリストの紹介は苦しみながら生まれてきたものなんですね。
ブクログのレビューでも、短くビシッと文章を決める方、さてさてさんのように、構成を決めて長文で語り尽くす方と、様々なスタイルがありますよね。人それぞれ、自分の心地好い文章量ってあるのかもしれません。

ベルガモットさん
「食む」と、「カントリーマアム」で、韻を踏んでたんですね。
気付かず、悔しいです。もっと、その短歌の良さや、詠む方の技術を感じられるようになりたいです。
私は、ブックリスト作ってないんですよ。ブクログアプリでしか作れないらしくて。
談話室では、たまに、しりとりゲームや連想ゲームで参加しています♪
さてさてさんの提言、字数制限をなくしてほしい、には大賛成です。

読書の秋、楽しみましょうね!

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/26

5552さん さてさてさん おはようございます

ブックリスト読みながら読みたい本がいろいろ出てきちゃいます
なるほど、自分が作成できないなあ、どうしてかなと思っていたら
5552さん情報ありがとうございます☆
ブグログアプリ登録が必要なんですね!全然時代についていけてない
談話室のシリトリゲームや連想ゲームなど面白そうですね♪

読書の秋、おやつは何をお供に楽しもうかしら♪

さてさてさんのコメント
2022/10/26

ベルガモットさん、5552さん
ブクログをどんな環境で利用されているか、これはみなさんバラバラだと思います。私は、スマホアプリ、スマホ用ブラウザ画面、PCブラウザ画面の三つを切り替えて使っています。それぞれにできる、できないと思っているのが、

・スマホアプリ → タイムラインが全く使えない
☆ ブックリストを作れる。ブックリストに”いいね!”ができる。ブックリストを人気順”いいね!”順に並べかえて見れる(ただし、3日で非表示になる)。書棚に”いいね!”ができる。
☆ 読んだ本に”いいね!”をしてくれた人を確認できる

・スマホ用ブラウザ画面 → スマホでできた上記が全てできない
☆ 他の方がどの本に”いいね!”したか見れる。タイムライン(レビュー)が最も読みやすい?(感覚の問題?)

・PC用ブラウザ画面 スマホでできた上記が全てできない。レビューの表示に半角スペースが無視される。ブックリストに使用した一部の文字が表示されない。
☆ 他の方がどの本に”いいね!”したか見れる。新着レビュー、”いいね!”されたレビュー等が見れる。他の方の累計”いいね!”数、累計”いいね!された”数が見れる。その他、ほぼ使わなそうな機能が残っている(黎明期から?)

という感じでしょうか?三つはそれぞれに過不足があるイメージで、整理いただきたいととても思います。ブックリスト関係のおかしな上限は撤廃いただきたいのと、一番不満なのはブラウザ二種では、”いいね!”をしてくれた人が誰なのかを知る術がないという点です。元々できなかったのであればAmazonと同じと納得できるのですが、以前はできていたので、どうして隠してしまったのがよくわからないです。
こんな感じかなと思います。三つを切り替えて使うのはものすごいストレスなのでなんとかして欲しいです。

5552さんのコメント
2022/10/26

さてさてさん、ベルガモットさん

ブクログはPC版プラウザでしか使ってないのですが、レビューを書いた本にいいね!を押していただいてもどのユーザーさんが押したのか表示されなくなって、不便きわまりないです。
ほんとに、何で表示されないようになっちゃったんですかね。
あと、登録や読みたい、読んだけれどレビューを書いてないものにいいね!を押していただいても、誰が押したのかがわからないのがちょっと不満です。
スマホアプリは、読んだ本にいいね!を押していただいた方が分かるのですね。
この仕様の違いはなんなんでしょうね。
あと、興味グラフの復活を望みます。
無くなったときはショックでした。
もひとつ、コメント欄もネタバレで見えないようにもできる機能もあった方がいいかな、と、思います。
ネタバレフィルターで思い切り語りたいときもありますし……ミステリなんかは奥歯にものが挟まったようなコメントしかできないですしねー。

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/10/26

さてさてさん 5552さん
どちらもブグログ使いこなされていて凄いです☆
私も5552さんと一緒でPC版しか使っていないです 
いいね!ボタンを押した方は大事なのでわかりやすくしてほしいです 
なるほど、いろいろPCとスマホアプリとの使い勝手がだいぶ違うのは使ってみないとわからない視点ですね
興味グラフとかアプリの機能とか、勉強になります!
コメント欄のネタバレフィルター面白そう!
腱鞘炎になりそうなので、PC版のみでしばらく楽しみます♪

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