短編童話集
月や雪、野山など美しい自然とともに人間の美醜、善悪を描いていて、悲哀に満ちた結末のものもあれば、ほっこりする内容の物語もある。
『野ばら』戦争で分断された二人を想うときに白いばらの花がいい香りを運んでくれる
『しいの実』セーターをのせる汽車が雪の中走る風景
『千代紙の春』こいの生命力豊かで売り手と買い手の心理戦、美代子さんが家族の談笑の中で元気を取り戻す
『小さい針の音』生徒らの純粋さ、先生への想い、苦学時代を思い出すさまが、自分にも重なってじんっときた
『赤いろうそくと人魚』善人だった人々も強欲で愚かなものになりうる、信じるものを間違うとどうなるのかということを教えてくれるよう 美しく哀しい、誰も救われない話
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年7月1日
- 読了日 : 2022年7月1日
- 本棚登録日 : 2022年7月1日
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コメント 5件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/07/03
☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/07/04
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/07/04
☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/07/04
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/07/05