訊かれると意外と答えられないポイントが押さえられていて、章立てにしてもかなり秀逸だと思う。
気になっても出典が辿れないからこういう形式の読み物って結構苦手なんだけど、
信仰の問題ではなくて知識のほうを求めたい旨をはじめに明言しているし、納得して読めた。それで聖書学の人との対談になってるっていうのも潔くてよい。
だから、例えば『ふしぎなキリスト教』とかよりは素直な態度でいられた。まあ元々池澤夏樹が好きだから、それで信頼して読めたっていうのが大きいかも。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月11日
- 読了日 : 2020年1月20日
- 本棚登録日 : 2019年9月11日
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