いずれも妙齢の女性の、感情の機微というか、揺れ動く気持ちをテーマにした短編集。
理不尽なことに対する純粋な怒り、それがすごく素直に共感できた。
それにしても読後の爽快感が素晴らしい。そしてこれを男性の作家が描いているということもとても素晴らしい。痛快ではないか。
もちろんこれは男から見た感想だから、実際女性たちがこの本を読んでどう思うか、というのはわからない、だけど。
価値観が違いすぎて、議論する気にもならない、というくだりが、とても心に染みたのだ。
気の合わない人間はどこにでもいるが、きっと同じパーセントだけ、価値観の合う男女を配してくれているのだ。
そう信じたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月14日
- 読了日 : 2021年3月10日
- 本棚登録日 : 2021年3月10日
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コメント 3件
yuukichimaruさんのコメント
2021/06/18
いし いるかさんのコメント
2021/06/18
yuukichimaruさんのコメント
2021/06/18