短編、長編含め、数ある作品の中でもフィリップ・K・ディックの、最高傑作のうちの一つと名高い本書。
まあ、1969年発表の古典的 SFで、浅尾氏の翻訳も相当古臭い感じがしてなんとも独特の感覚を覚えるが、その懐古趣味的なおもむきがもはや一種の味ですよこの辺りの古典では。
しかも、物語上、その古臭い未来の情景がどんどん過去に戻っていくという描写、これ映像化されたらけっこ面白いと思うけれどなぁ。無理かなぁ。
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- 感想投稿日 : 2022年7月3日
- 読了日 : 2022年6月10日
- 本棚登録日 : 2022年6月10日
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