ベッキーさんシリーズ二作目。不穏な時代を背景に懊悩する人物描写が前作より強調され、切なく深い余韻が残る。ある意味一番のミステリーであるベッキーさんの背景も明らかに。漢書を諳んじるシーンの静かな力強さは読んでて鳥肌が立った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年8月10日
- 読了日 : 2015年8月9日
- 本棚登録日 : 2015年8月9日
みんなの感想をみる