多感な時期である小学五年生の少年たちの笑顔と涙の物語。ショートストーリー17篇。
自分はこの年頃の時、何をして何を考えていたのだろう。大人の今から見れば、なんてくだらないことを面白がり、悩んでいたと思うが、当時は精一杯背伸びをして大人の入口を探していたのだろう。
はっきりと思い出すことはないが、この作品の少年たちは私自身だ。ちょっと恥ずかしい気持ちにもなる、かつて小五だった男たちすべての物語である。
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- 感想投稿日 : 2015年6月10日
- 読了日 : 2015年6月9日
- 本棚登録日 : 2015年6月9日
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