読書録「棚から哲学」4
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
P128より引用
“だれのことばなのか忘れたが、「だれのことばか分からないと
きは、バーナード・ショーがいったことにすればいい」という格
言(これもだれのことばなのか分からないから、バーナード・シ
ョーがいったのだろう)があるから、バーナード・ショーのこと
ばだろう。”
哲学者である著者による、身の回りのことについてひねくれて
考え抜いた一冊。
目次から抜粋引用
“無駄なものが多すぎる1
何のために眠るのか
荷物の法則
バレンタインデーに思う
人類が進歩しない理由”
腕時計の竜頭についてから小渕首相からの電話についてまで、
些細なことまで考え抜いて書かれています。
上記の引用は、文章作法について書かれた項での一文。
本当のことをいうと、バーナード・ショーが何をした人かよくわ
からないのですが、格言を言いまくって生きていた人なのでしょ
うか。
仕事とはいえ、これだけ色々考えながら日々を過ごすのは、疲
れて仕方なさそうな気がしますが。考えるのが好きだから、哲学
者なのでしょうけれども。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
た行
- 感想投稿日 : 2013年10月25日
- 読了日 : 2013年10月25日
- 本棚登録日 : 2013年10月25日
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