内田樹、釈徹宗二人の対談集。日本宗教について広く様々なトピックを取り上げ考察を繰り広げる。その視点が全体を見通す広いものであるということが、半ば漠然とした「クセ」という言葉に表れているのだと思う。習俗を日本宗教のクセとして捉える視点は面白かった。私はずっと昔から日本には宗教教育が欠落していると思っているので、その点では非常に考えさせられる内容であった。
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人文
- 感想投稿日 : 2024年4月27日
- 読了日 : 2024年4月26日
- 本棚登録日 : 2024年4月27日
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