ここ数年でもっともおもしろかった本。
楽天・岩隈を落札した今話題の球団、オークランド・アスレチックスのGMビリー・ジーンの球団経営が記されている。
他の球団が目をつけない選手や才能がないと烙印を押された選手を掻き集め起用する、それで試合に勝ち、好成績を残し年俸が上がりそうな選手は放出する。
通常こんなことを繰り返せばチームは弱体化するのだが、毎年ポストシーズンに進出する好成績を残す。
一連の流れに存在するはずの矛盾を解きほぐす新しい概念セイバーメトリクス。
野球を科学するその内容に圧倒され続けた。
既存の野球観を劇的に変化させてくれる一冊。
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- 感想投稿日 : 2010年11月29日
- 読了日 : 2010年11月29日
- 本棚登録日 : 2009年11月11日
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