歴史好きのための古文書入門

著者 :
  • 柏書房 (2015年4月24日発売)
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感想 : 12

189p:「雖無之」(これなくといえども)
・江戸時代の古文書はこう読んだのだ、と言われればそれまでだが、「無く」と読んでいる実例を示してほしかった(ないものねだりであるのは心得ているが)。漢文訓読の世界では「無しと雖も」「有りと雖も」と、格助詞「と」の前は終止形が来るのが基本であると思うから。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 日本古文書
感想投稿日 : 2016年4月14日
本棚登録日 : 2016年4月14日

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