有名作品で他多くの人のお勧め記事も見るが、実際には読んだことがなかった。夏の読書に良いかなと思って、初めて読んでみる。
「不幸に見まわれ、無人島に漂流するがなんとか帰ってくる話」かと思っていたら、冒険心あふれる主人公が何度も難破しかけそれでも、船を止めず、ついに無人島にや、上巻ではもう無人島から帰ってきて下巻は61歳になっているなど大分印象が違ったな。
また、子供向けかと思っていたら、人喰い蛮族との殺し合い、宗教心など読みづらくはないが、重めの内容。
中国からロシアにいくつもの砂漠を越え行くなど冒険心は掻き立てられる。昔に人の「深夜特急」的読み物なのかなとか思った。
一方、海外文学の読みづらさも感じ、色々挫折してきたが、ようやく理由がわかった気がする。これをやったアレをやったは綴られているが連が、どう思った、他の人との関わり他の人物の心の動きが少なく、有ったとしても時代、地理背景からかイマイチピンと来ないものも少なくなく、同調しづらいのかな。
心の叫びの言葉だとしても、古語なので、私の心に届かない感じ。
【良いね】
漂流した後、良いところと悪いところを書き出してみた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年8月21日
- 読了日 : 2016年7月29日
- 本棚登録日 : 2016年7月29日
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