感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2012年4月18日発売)
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本棚登録 : 1260
感想 : 106

限界シリーズ3作目。
3作目にもなると、これまで司会者に話を切られてきていたカント主義者や急進的フェミニストがしっかり発言できるようになってきている。
仮想シンポジウムが続いていく中で運動選手と大学生Aの関係が少しづつ進展していくのも気になっていた。
この限界シリーズは俳優に演じてもらって映像教材にしたらとても面白そうだ。
本書の主題とは違うことばかり言っていると司会者に「そのお話は、また別の機会にお願いします。」言われてしまいそうだ。
限界という越えがたい壁に挑戦し続ける人間の探究心に勇気をもらえる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月15日
読了日 : 2017年3月15日
本棚登録日 : 2017年3月15日

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