ガストンの愛に、勝呂医師の苦悩に、泣いた。
この小説を高く評価する人が多いということは、この世の中にはまだたくさん、簡単に割り切れないものへの理解や、生きることの大変さへの理解、悲しみを抱えながら生きる人たちに寄り添う気持ち、また同じく苦悩している人がいることだとも思った。
おそらく私は再びこの小説を読むと思う。「海と毒薬」とともに。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月19日
- 読了日 : 2023年2月19日
- 本棚登録日 : 2023年1月26日
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