海賊のモデルは出光興産・出光左三。国岡鐡造は貧しくも神戸で勉学に励み、国岡商店を立ち上げる。彼が石油に将来性を感じたところが「商人」「プロ」としてのセンスを持ち合わせていた証拠だろう。永遠の0・宮部とのリンク、日本がとってしまった開戦、百田さんの戦中への想いを受けとった。この本では部下に対する信頼、そのためには人間関係こそ一番大切にするべきことなのだと思い知る。国岡商店を目の敵にする輩と対峙するには同志の結束が一番の武器。プロというのは手技・手法だけではない、見えない武器を持っている。下巻も楽しみです。⑤
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
正義、信義
- 感想投稿日 : 2021年10月24日
- 読了日 : 2021年10月24日
- 本棚登録日 : 2021年10月24日
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