海賊とよばれた男 下

著者 :
  • 講談社 (2012年7月12日発売)
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下巻も手に汗を握る展開。海賊がイギリス海軍に喧嘩を売る。普通の考えであれば勝てるはずのない喧嘩。まるで日本がとったWWII開戦を見ているようで、日本・イランの未来を背負った喧嘩だった。石油を積んだ日章丸は日本に向けイランのアーバーダーンを出港。船長はイギリス海軍の裏をかき海上封鎖を見事に突破した。この英断こそ世界から威厳を保った瞬間で戦後日本が世界に喧嘩を売って勝った珍しい事件だった思う。国岡鐵造の魂は国際競争を勝ち抜くには必要な正義だったのではないか。一方社員を一番大事にする姿勢は忘れてはいけない。⑤↑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 正義、信義
感想投稿日 : 2021年11月3日
読了日 : 2021年11月3日
本棚登録日 : 2021年11月3日

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