マジカルランドに続いて寺地さん2冊目。この本は「普通」「一般的」「妥当」な人生からの脱却というのがテーマだったと思う。日本にまだ残る男尊女卑の世界、余生としては不条理だが、男性からしたら女性を守るためにそうせざるを得ないという考えもある。しかし、それは単に相手のために生きているという、ある意味押しつけ。複雑だけど単純な男女関係の難しさを感じる。この本の教訓は、今の自分に正直に生きること、それによってさらに自分の高みを目指せる。即ちこれが幸せであり、人生の価値なんだということが伝わった。小柳レモン、好き!⑤
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
不条理
- 感想投稿日 : 2022年3月15日
- 読了日 : 2022年3月15日
- 本棚登録日 : 2022年3月15日
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