流浪の月

著者 :
  • 東京創元社 (2019年8月29日発売)
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本棚登録 : 27121
感想 : 2836
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感想が二極化し、感想を書くのが難しかった。良い面としては、1組の男女を通して見える日本の社会の残酷さを忌憚なく描写し、男女の微妙な心理的情動が、繊細な部分も含めて感じ取れた。今後SNS等を通した暴言は名誉棄損罪、侮辱罪等罰則が強化されると思う。次に合わなかった面としては、女性主人公の更紗が、本当のことを言わないことで、こんなにも周りに迷惑をかけていることを気付きながら、さらに周りに迷惑をかけている。ここはどうしても納得がいかない。悲劇のヒロインを演じ続けたことでリアリティが欠如し、感情移入できなかった。②

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 正直合わなかった
感想投稿日 : 2022年7月31日
読了日 : 2022年7月30日
本棚登録日 : 2022年7月31日

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コメント 2件

しずくさんのコメント
2023/02/24

こんちちは、ポプラ並木さん!
アールグレイさんのところから伺いました。
異なった感想を持った方のレビューを読むのも、違う観点が見えてきて面白いです。

ポプラ並木さんのコメント
2023/02/24

しずくさん
コメントありがとうございます(^^♪
雫さんの感想を探しますね。
この作品は今でも違和感を持っています。
どうにかして伝えようよ~って思います。
これは人それぞれの価値観や人生観なども関連するんだろうね。

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