漠然と臓器移植というものに忌避感を持っていたのですが、この本を読んだらなぜ自分がそんな忌避感を感じるのか、理由が分かった気がした。日本の移植に関する法整備ってまだまだ穴だらけなんだなってこともよく分かる。
脳死移植を急ぐあまり、死因を追及する作業がないがしろにされると、その人の死因となった元の病気の解明ができなくなる、という話は目からウロコだった。脳死移植をする前に死因を特定することがいかに重要かが、よくわかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
発達障害・脳死移植・医療・障害・心理
- 感想投稿日 : 2014年10月1日
- 読了日 : 2014年10月1日
- 本棚登録日 : 2014年9月26日
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