これが本当の中学生だとしたら、信じられないです。最後は登場人物たちは完全な「大人」だったと思います。先のひろがる中学生には、いまこの一瞬にかける刹那的な美しさや痛快さは、自ら向かっていくような場所ではないです。その辺は、自分が夢も希望も才能ももうすでにないからこそ、「ああ面白い」と思える要素で、物語自体としたら、もうちょっと中学生モノとしてまとめた方がよかったのかもしれないです。個人的には大満足ですが。
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- 感想投稿日 : 2005年10月14日
- 本棚登録日 : 2005年10月14日
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