QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年9月12日発売)
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本棚登録 : 916
感想 : 97

※2008/9/15 ブログより転載

 薬剤師の棚旗奈々は、大学時代の先輩・緑川友紀子に誘われ、シャーロック・ホームズマニア、通称:シャーロキアンの会合に顔を出すことになった。
 先輩である桑原崇(タタル)を誘い訪れた会合の最中、会員の男が殺害され、連続殺人事件に発展していく。
 ホームズ作品に由来するダイイングメッセージが、意味するものは!?
 連続殺人事件と平行し、「ホームズ譚」の解釈にも立ち向かうタタルは真相に辿り着けるのか!?

 著者は殺人事件を書いているのではなく、知識や薀蓄、研究結果を披露するこのシリーズ。
 今回は今までの様な日本古来のしきたり、風習、歴史ではなく、ホームズを解剖します。
 殺人事件は並、研究結果の論文発表がお好きな方のみお読みください。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年1月24日
読了日 : 2008年9月15日
本棚登録日 : 2023年1月24日

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