「科学界の良心」こと、カール・セーガン博士の著作。彼の死は本当に早すぎました。
学校での勉強が嫌いだった人、科学と聞くと脳にアレルギーが出る、という人にこそ読んでもらいたい一冊。擬似科学批判の本、というよりは、むしろ勉強=教育が、どれほど大切かということを説いた本です。
「科学とはなんなのか」
「科学で何ができるのか」
「そして、科学には何ができないのか」。
こうした事共が明確に書かれて、説明されています。また同時に「人はなぜ信じてしまうのか」「正しい知識、冷静な判断、批判的思考を欠いてしまうのか」ということも。
第1章「いちばん貴重なもの」だけでも、とりあえず、立ち読みでもいいから読んでおくべき。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2004年10月28日
- 読了日 : 2010年10月22日
- 本棚登録日 : 2004年10月28日
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