人はなぜエセ科学に騙されるのか 上巻 (新潮文庫 セ 1-3)

  • 新潮社 (2000年10月1日発売)
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本棚登録 : 276
感想 : 16
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 「科学界の良心」こと、カール・セーガン博士の著作。彼の死は本当に早すぎました。
 学校での勉強が嫌いだった人、科学と聞くと脳にアレルギーが出る、という人にこそ読んでもらいたい一冊。擬似科学批判の本、というよりは、むしろ勉強=教育が、どれほど大切かということを説いた本です。
「科学とはなんなのか」
「科学で何ができるのか」
「そして、科学には何ができないのか」。

 こうした事共が明確に書かれて、説明されています。また同時に「人はなぜ信じてしまうのか」「正しい知識、冷静な判断、批判的思考を欠いてしまうのか」ということも。
 第1章「いちばん貴重なもの」だけでも、とりあえず、立ち読みでもいいから読んでおくべき。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2004年10月28日
読了日 : 2010年10月22日
本棚登録日 : 2004年10月28日

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