2008年5月「紅はこべ」の新訳。
フランス革命末期の1792年が舞台の作品。
ヒロインは、マルグリート・サン=ジュスト。美貌と才知で知られた女優。
イギリス貴族パーシー・ブレイクニーと結婚し、ロンドン社交界の花形となるが、夫とはうまくいっていない。
それというのも、革命の嵐の中で、かって兄アルマンを痛めつけたサン=シール侯爵を密告したことが夫に悪い噂となって知られたからだった。
恋の行き違いと命がけの救出劇。
悪役ショーヴランもいかにもそれらしい。
原作は1905年。作者は1865年生まれ1947年没。
ハンガリーの貴族に生まれ、小作人の反乱で故郷を追われたという経歴。
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2008年9月17日
- 本棚登録日 : 2008年9月17日
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