スカーレット・ピンパーネル (集英社文庫)

  • 集英社 (2008年5月20日発売)
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感想 : 10
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2008年5月「紅はこべ」の新訳。
フランス革命末期の1792年が舞台の作品。
ヒロインは、マルグリート・サン=ジュスト。美貌と才知で知られた女優。
イギリス貴族パーシー・ブレイクニーと結婚し、ロンドン社交界の花形となるが、夫とはうまくいっていない。
それというのも、革命の嵐の中で、かって兄アルマンを痛めつけたサン=シール侯爵を密告したことが夫に悪い噂となって知られたからだった。
恋の行き違いと命がけの救出劇。
悪役ショーヴランもいかにもそれらしい。
原作は1905年。作者は1865年生まれ1947年没。
ハンガリーの貴族に生まれ、小作人の反乱で故郷を追われたという経歴。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 海外小説
感想投稿日 : 2008年9月17日
本棚登録日 : 2008年9月17日

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