これが2作目という若い作家だが、これが世界的ヒットとなりました。錠前屋だった孤独な老人が若い時に、恋人のために書いた小説が巡り巡って人々を動かしていた…小説にちなんで名付けられた14歳の少女アルマの日記と小説に関わる人々が交互に語られ、構成はやや複雑ですが、だんだんとわかってくる切ないその真相とは…!?ナチスから逃れてアメリカに渡り、ひっそりと生きてきて今は心臓を病む老人レオが何とも生き生きしていて良いキャラクターなんです!奮闘するアルマもけなげでチャーミング。
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2007年8月30日
- 本棚登録日 : 2007年8月30日
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