ニコール・クラウスのおすすめランキング

プロフィール

1974年、ニューヨーク生まれ。十代から詩作を始め、スタンフォード大学在学中に詩人ヨシフ・ブロツキーに出会い師事。2002年の長篇デビュー作『2/3の不在』がロサンゼルス・タイムズ文学賞の最終候補作となり、一躍注目を集める。『ヒストリー・オブ・ラブ』(2005)はサローヤン国際文学賞とフランス翻訳小説賞を受賞、Great House(2010)は全米図書賞の候補作、オレンジ賞の最終候補作に選出された。2017年発表の本書『フォレスト・ダーク』は構造・テーマともさらに深めた意欲作で、「これまでの長篇のなかでも最も核心に迫る」と高く評された。初の短篇集To Be a Man(2020)はウィンゲート文学賞を受賞。《ニューヨーカー》《アトランティック》《ハーパース》《エスクァイア》などに短篇を発表しており、『ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズ』にも収録多数。クラウスの作品は、これまでに37カ国語に翻訳されている。2020年、コロンビア大学ザッカーマン神経科学研究所初のライター・イン・レジデンスとなる。2021年には優れたユダヤ文学に贈られるサミ・ロア賞を受賞。

「2022年 『フォレスト・ダーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ニコール・クラウスのおすすめランキングのアイテム一覧

ニコール・クラウスのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『フォレスト・ダーク (エクス・リブリス)』や『ヒストリー・オブ・ラヴ』や『2/3の不在』などニコール・クラウスの全5作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

フォレスト・ダーク (エクス・リブリス)

84
3.00

感想・レビュー

弁護士と作家、壮年、中年の自分探しと言いつつも、イスラエル、ユダヤの文化的、宗教的、地理的背景と交わり深遠な読み心地。 おそらく半分も理解できていな... もっと読む

ヒストリー・オブ・ラヴ

63
4.18

感想・レビュー

ラストの人生が交わる様はサブイボ。 ちょっと詰め込み過ぎ感は、「フォレストダーク」同様だけど、何よりラストのカタルシス。 こちらのが心の琴線に触れ... もっと読む

2/3の不在

35
3.50

感想・レビュー

人生の2/3の記憶を失うということ。 主人公が心に抱える空白は、途方に暮れてしまいそうに大きくて、音を吸収してしまう雪の上のように冷たくてしん、とし... もっと読む

早稲田文学6 通常版

13
3.50
青沼静哉 2013年9月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大江健三郎(ほぼ)全小説解題、という魅力的すぎる特集。 ほぼ全部読んでる私としては買わずにはいられなかった。 で、早速大江健三郎ほぼ~のところを読んだんだ... もっと読む

早稲田文学6 特装版

12
青沼静哉 2013年9月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『感受体のおどり』を読んで、そういえば『abさんご』ノーカット版が付録についていたなぁ……と思い出して購入。発売は9月頃だったか。 『abさんご orig... もっと読む
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