題の通り、書店で働く女性たちの話。
理子、亜紀、彩加、愛奈の生きる道は‥それぞれの奮闘と成長を描く完結編。
バイトだった愛奈は、中学の司書教諭に。
中高一貫の私立校で、恵まれた環境だが、ほとんど本を読まない子も多い。
文化祭で生徒たちのビブリオバトルという企画にがんばります。
彩加は取手の駅ナカ書店が閉店となり、故郷の沼津へ戻る。
おばの書店を継ぐことになり、ブックカフェを併設しようと決める。
地元の友達と久しぶりに会ったら、思わぬ批判もされることになるが‥?
西岡理子は出世してエリア長となっているが、重圧のかかる立場。
仙台で古くからある店を閉じ、合併先に移転する話で板挟みに。
福岡支店に飛ばされるが、そこもまた新天地に‥
シリーズ1作めで理子の部下だった小幡亜紀は、古巣の吉祥寺店の店長に。
町の本屋さんがどんどん減っていく時代、苦しい中を生き延びる大変さが胸に迫りますが。
工夫と元気と‥
希望を捨てたくないですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2019年7月15日
- 読了日 : 2018年10月17日
- 本棚登録日 : 2019年7月15日
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