残響 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年1月28日発売)
3.28
  • (5)
  • (20)
  • (52)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 174
感想 : 27
3

その場に残された声を拾い、あまつ己の口から
本人達の音声で会話がなされるという、これだけ聞いたら
一体何がどうする話なのかさっぱり、です。

連続短編集になっていて、後ろへ行くにつれ、当然ですが年月が流れ
心がどうにか立ちあがって行く…という感じでしょうか?
暗いといえば暗いですが、ものすごく葛藤が分かりやすかったです。

しかし、刑事にとっては疑わしい相手ではありますが
目標を決めて証拠品を探したりできるので
その点ではちょっと楽?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 柴田よしき
感想投稿日 : 2011年8月26日
読了日 : 2011年11月24日
本棚登録日 : 2011年11月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする