新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫) (文春文庫 い 4-52)

著者 :
  • 文藝春秋 (2000年4月7日発売)
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本棚登録 : 2033
感想 : 263
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連続短編集。

最初の話で、うっかり主役を忘れて読んでしまいました。
嫁に頭が上がらない人のはずでは…とw

全編通して、わき役だと思っていた人が
地味に出てきて話をつないで行ったり。
現代と違って、地域と人が狭いのですから
この状態は当然といえば当然です。

侍の矜持、盗人の矜持、色々な矜持が出てきますが
女の変わり身の早さもすごかったです。
生きていくには当然、ではありますが。
老盗の夢、は全員取らぬ狸、をしすぎです。
しかしここまで考えるのが、普通だったのやも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 福箱
感想投稿日 : 2016年10月16日
読了日 : 2016年5月25日
本棚登録日 : 2016年5月25日

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