児童養護施設育ちの翔太と有名私大に通う海斗は、半グレの経営する会員制バーで働き、二人で組むことによって楽に女性を騙してトップにまでになるが…。
やがて警察に捕まることになるのは、翔太だけで。
それから2人がどのような道を歩んでいくのか…。
息をつく間もないほど、のめり込んでいく。
どんな状況になったとしても、海斗の心根がわからないままなのが悔しいと感じた。
現代社会にありがちな…と言ってもいいほどの場面が、これでもかと次々に出てくる。
まるで社会の暗部を…悪を…抉るほどで。
なんとも言えない感情が湧き起こり、心の中がいつまでも鎮まらない状態だった。
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- 感想投稿日 : 2023年11月11日
- 読了日 : 2023年11月11日
- 本棚登録日 : 2023年11月11日
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