「どこかで、あらしがうまれている」と気づいたふくろう博士。
かしこいあたまをつかって、つよい風と雨について、すこし勉強したけれど嵐には勝てない。
夜の狩りをおえて、わが家へむかったけれどオークの大木が倒れていた。
グレー・ラビットは悲しい声を聞きつけて、ふくろう博士の家まで行くが、木は倒れてドアもはずれ、本も散らばっている。
博士は昼の光がきらいだし、夜はいそがしいからとグレー・ラビットは家を探してあげようとヘアとスキレルを誘う。
案の定、ヘアもスキレルも自分の好きなことに夢中になりさっさと家に帰る。
こういうところが特徴を捉えていて面白いなと思わせる。
グレー・ラビットはふくろう博士にぴったりの美しいブナの木を見つけ、ヘアとスキレルといっしょにそうじをする。
活躍するのは、グレー・ラビットだけのように見えるけど最後はやっぱり仲間といっしょに最後の仕上げをするのが頼もしい。
ありがたい思いやりだなぁとふくろう博士がプレゼントしたものは、サクランボの種をほってつくった、小さな小さなバスケット。クルミのから半分でつくった帆船。ブナの実からそだった小さいブナの木。
どれがだれのプレゼントか?考えるのも楽しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月16日
- 読了日 : 2023年8月16日
- 本棚登録日 : 2023年8月16日
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コメント 2件
111108さんのコメント
2023/08/19
湖永さんのコメント
2023/08/19