さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-6 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2018年2月14日発売)
3.73
  • (20)
  • (58)
  • (50)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 416
感想 : 46
3

居酒屋ぜんや シリーズ4

小十人番士の旗本の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育して、その謝礼で一家を養っている。

只次郎は、居酒屋「ぜんや」の料理上手で美人女将・お妙に、密かに恋焦がれている。

只次郎の父の上司であった佐々木が、預かり先で亡くなり、駄染め屋も、速やかに処刑されて、お妙に目をつけて、殺人まで起こさせた訳を追う事ができなくなった。

「ぜんや」で、酔客と揉めた際に、お妙を助けてくれた浪人・草間重蔵が気になり、お妙は、店の用心棒として雇うことにした。

お妙の重蔵に対する気持ちが、気になる只次郎。

豆腐尽くし、鰹尽くしと、美味しそうな料理がやたら出てくる。

やはり、人の心を射止めるのは、胃袋か。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月27日
読了日 : 2021年11月27日
本棚登録日 : 2021年11月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする