アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2012年2月17日発売)
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非主張的であることは相手にも自分にも無責任な結果を招くことになる。自分の人権を無視した結果、他者の人権をも侵してしまうことになりかねない。

大事なのはその場で表現すること。
その場で表現するには自分の気持ちを確かめる必要がある。
「迷ってます」って優柔不断だからその回答に頼りがちになっちゃうんだけど、それで相手がずっと待ってくれるわけではない。いつまでもそれで済ませられない。アサーティブになるにはなるべくスピーディに言語化するクセづけが必要と思われる。


以下メモ
第一ステップ
自分の気持ちを確かめる
「今は、決められない」とか「二つの矛盾した気持ちがある」などを伝えることもアサーション

第二ステップ
正直に言語化してみる
第一ステップで確かめた気持ちを、自分の持ち合わせている語彙を用いてなるべく正直に、率直に表現してみる。その後、自分の思いはどう受け止められたかをしっかりと見届ける。

人として誰もがやってよいことを認め合う
1.私達は、誰もが自分らしくあってよい
2.人はだれでも自分の気持ちや考えを表現してよい
3.人間は過ちや間違いをし、それに責任をとってよい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分磨き
感想投稿日 : 2021年6月20日
読了日 : 2021年4月14日
本棚登録日 : 2021年4月14日

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